【小売り業界はこうなる】『2025年、人は「買い物」をしなくなる』感想

どうも、ゼロから始めるマンです。

最近、ファッションのD2Cを行っている企業で働いています。

小売業界についてより理解を深めたかったため、望月智之さんの「2025年、人は「買い物」をしなくなる」を買いました。

ということで、「2025年、人は「買い物」をしなくなる」の感想について書いていきます。

こんな人にオススメの記事です。
D2Cや小売りについて興味がある人や「2025年、人は「買い物」をしなくなる」を読んだ人

レビュー

この本の評価
総合評価
(5.0)

概要

小売・メーカー・ECで今まさに起きているイノベーションを伝えつつ、「およそ5年後の近未来」を予測することが本書のテーマだ。
具体的には、「デジタルシェルフ」というキーワードを通して、これまでの消費の変遷やこれからのトレンドを、やさしくお伝えしたい。
とはいえ、学生・主婦・新社会人といった方にもお読みいただけるよう、内容としては、できる限り難しい話を避け、わかりやすさを重視した。
いわゆるマーケッターではない、すべてのビジネスパーソンの方々に読んでいただきたいからだ。

▼「デジタルの棚」を握る者が次の時代をリードする

皆さんは、ITの発展によって、いま「買い物」をめぐる動きや勢力地図が大きく変わっていることにお気づきだろうか。
たとえば、ウェブはスマホにシフトし、5G(第5世代通信技術)やDtoC(D2C/Direct to Consumer)といった新しい技術や考え方が本格化。
AI技術のさらなる進展やAmazonの動向も気になるところだが、一方でリアル店舗の数は確実に減少を始めている。

戦前から現在の約100年間という時間軸でショッピング史を見ていくと、それは「棚の奪い合い」を続けてきた歴史だった。
その「棚の奪い合い」の舞台は、インターネットの誕生から四半世紀を経て、確実にデジタル上に移っている。

そうした中、いまEコマース(EC)の世界で大きな変化として語られる最新の考え方が「デジタルシェルフ」である。
これは直接的には、いままでお店にあった「リアルな棚」が、手のひらのスマートフォンの中にある「デジタルの棚」に置き換えられることを指している。
ただ、変化はそれだけにとどまらない、これからはメディアや道行く人、家電など、あらゆるものが「商品棚」になるのだ。

たとえば、SNSでフォローしている人やたまたま道ですれ違った人が持っているものと同じものをその場で注文する。
映画やドラマを観ながら、登場人物が着ている服を注文する。
冷蔵庫の中の常備品が切れるタイミングで勝手に商品が送られてくる。
スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスが体調の変化を感知して、必要な栄養を含んだ食材を届けてくれる。
このように、日常生活のあらゆるシーンに買い物が入ってくるのである。

これらの変化に関しては、VR(仮想現実)などの機器が果たす役目も大きくなってくるだろう。
今はやや停滞しているようにも見えるVRが、今後数年で生活の中に急激に入ってくる理由は、冒頭でも少し触れた「5G」の本格的な普及である。
こうした動きによって、今後はリアル店舗の棚のシェアではなく、この「デジタルシェルフ」のシェアこそが、多くの企業の命運を握ることになる。

▼日常生活で「買い物」をしている感覚はなくなっていく

こうした変化が進展していくことで、人々は間違いなく「買い物をしなくなる」。
もちろん、お金を支払って何かを買うことがなくなるわけではない。
なくなるのは、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスだ。
店に行くことや、現金を用意すること、商品の現物を見ること、さらには商品を自分で選ぶことさえも含まれる。
これまで当たり前だったプロセスが次々に省略され、そのうち「買い物をしている」という感覚さえなくなっていくのだ。

本書では、こうした動きを「消費者視点」で見ながら、近未来を予測する。

アメリカや中国では、もはや消費者にとって買い物は「面倒くさいもの」という扱いになっていて、必要なはずだったプロセスを次々に省略している。
たとえば、以前は「たくさんのものの中から選べる」ことがネットショッピングの価値だったが、いまや大半の消費者は、「選ぶ」ことは面倒くさいと感じている。
こうした状況でAmazonは、買い物の大半は「摩擦」だとして、顧客が求めているものをAI技術により推測して提示するなど、摩擦をできる限りなくす方向に動いている。
欧米のハイブランドも、もはや「ショッピング体験」ではなく「Unboxing(アンボクシング=届いた箱を開けること)」の部分の演出に力を入れている。

こうした変化をまとめつつ、約5年後の近未来を占う一冊、あなたにも今、ぜひ読んでほしい。

引用:Amazon

感想

『2025年、人は「買い物」をしなくなる』は小売り業界の現状と今後を理解するのにとても良いと思います。

ただ、先日読んだ「アパレル・サバイバル」の小売り業界全体バージョンだと感じました。

小売り関係の職業についている人は『2025年、人は「買い物」をしなくなる』を読んだほうがいいです。

アパレル業界の人はできれば「アパレル・サバイバル」とセットで読んだほういいですが、1冊しか読めないのならこちらを読めば十分だと思います。

その理由は「アパレル・サバイバル」はファッション業界特化ですが、『2025年、人は「買い物」をしなくなる』で小売り業界全体を把握できます。

ということで、内容について書いていきたいと思います。

この本を読んでわかることは、「小売り業界の未来」と「小売り業界のマーケティング手法」です。

小売り業界の未来

本のタイトルにもなっている通り、あと数年したらネットで商品を購入することが増えていくということです。

そして、ショッピングモールなどの商業施設がなくなっていくといきます

理由は、ネットを活用することで時間短縮して人生の無駄を省くことが商品の売り方のトレンドだからです。

ネットで商品を買うと商品が配送されるので、商品を買うためにわざわざ商業施設にいかなくても手に入ります。

すでにDVDもレンタルはネット化がかなり進んでいます。

DVDはレンタルビデオ店にいかなくてもアマゾンプライムやネットフリックスで見る人が多いですよね。

そのためオフラインのお店は何か付加価値を与えられないと店舗がなくなっていくことが予想されます。

例えば、スポーツメーカーで有名な「ナイキ」のアメリカで靴の展示場な店舗などです。

この店舗の新しい部分は店舗では靴を見たり、オーダーの相談などがメインで購入自体はアプリで行うことです。

このように、オフラインストアでは体験をさせるなどの工夫が必要になります。

小売り業界のマーケティング手法

今後は従来の小売り業界はテレビ広告などメディアを利用したマーケティング手法から変わります。

マーケティングの神様といわれるコトラーが提唱している自己実現マーケティングがより顕著になりました。

【現代マーケティングの教科書】「コトラーのマーケティング4.0」感想
MEMO
自己実現マーケティングに興味がある人は「コトラーのマーケティング4.0」を読んでみてください。

口コミなどの他人からの評価が商品を選ぶ基準になるため、インフルエンサーを活用したマーケティングが主流になると予想しています。

実際、最近ではD2Cでインフルエンサーを活用して売るのが増えています。

インスタグラムなどをみるとインフルエンサーが商品をブランドのタグをつけたりして紹介していることが多いですよね。

これらはすべて企業とタイアップの案件がほとんどです。

ただ、私の見解ですがインフルエンサーが商品を紹介して商品が売れるのがいつまでも続かないと思います。

理由は、インフルエンサーの商品紹介が広告として認知されてきて広告としての認知する人が増えるからです。

インスタなどで投稿のコメント欄で他人のコメントを見ますよね。

YouTubeでは「企業案件じゃねーか」などコメント欄に書かれているので、若い層も少しずつ広告として認知し始めると思います。

そのため、インフルエンサーの商品紹介が長く続くビジネスモデルだと考えていません。

とはいえ、当分はインフルエンサーマーケティングがまだ続くと思います。

とりあえず、『2025年、人は「買い物」をしなくなる』を読めば、小売り業界についてよくわかります。

そのため、ものを売る仕事に関係している人はぜひ読んでみるといいと思います。

【アパレル業界はこう変わる】「アパレル・サバイバル」感想

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