ロバート・ウォールテンガー「グッド・ライフ」感想

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こんな人にオススメの記事です!
  • 「グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない 」を読んだ人
  • いい人生を送りたい人
  • 人生が楽しくない人

いい人生ってなんだと思いますか?

人間誰もが一度は考えたことがある疑問だと思います。

そんな哲学的な問題に客観的な回答を出してくれるのがロバート・ウォールテンガーさんの「グッド・ライフ」です。

この本はたくさんの人の人生経験からいい人生とは何かを実体験を用いて教えてくれます。

早速ですが、本書の感想を書いていきたいと思います。

レビュー

著:ロバート・ウォールディンガー, 著:マーク・シュルツ, 翻訳:児島 修
¥1,683(2023/11/13 23:38時点 | Amazon調べ)
この本の評価
総合評価
 (4.5)
読みやすさ
 (3.5)
内容
 (5)

概要

・幸せな人生とは偶然の賜物ではない
・「よい人生」のための最高の投資先は「よい人間関係」である
・重要なのは人間関係の「質」。心の通う人間関係のなかで生きることが大切
・幸福な人生には、正常なコレステロール値より人間関係の満足度が必要だ
・自分は自分の人生の専門家ではないと知れば、新たな可能性を見つけられる
・ポジティブな人間関係は、人間のウェルビーイングに不可欠である
・人間関係が良好な人ほど、年齢に関係なく死亡リスクは低くなる
・孤独感は肥満の2倍健康に悪く、一年あたりの死亡率を26%高める
・ソーシャル・フィットネスは、筋肉と同じで何もしなければ衰えていく
・苦難や老いのつらさから人を守るのは「守られている」という感覚
・幸福度は“注意”を「自分」から「他者」に向けた人の方が高くなる
・人には栄養、運動、そして人生の目標と同じように、仲間が必要だ

「幸せな人生は、夢のような社会的成功をつかんだ先にあるわけではない。
大金を手に入れれば向こうからやって来るものでもない。
幸せな人生はあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。
そして、よい人生は、今、ここから始まる」――本書より

引用:Amazon

感想

たくさん学びがあるため、まだ読んでいない人は急いで読んだ方がいいです!

いい人生を送るために必要なこと全部書いてあります。

しかも全て実体験ベースなので説得力が段違いです。

ありきたりな自己啓発本とは訳が違います。

本書を読めばいい人生を送るために大切なことを理解できて人生を楽しく過ごすことができるはずです。

じゃあいい人生を送るためには何が必要なのか、この本を読んで学んだことを紹介していきたいと思います。

本書の学び

私的に学びになった部分は主に下記の3つです。

  • やりたいことを後回しにしない
  • 人生で重要なのは人間関係
  • 幸せになるのに遅すぎるということはない

詳細はそれぞれ書いていきたいと思います。

やりたいことを後回しにしない

やりたいことを先延ばしにしないということです。

やりたいことを今はお金がないとか何かと理由をつけて後回しにしてしまいますよね。

でも、今しかできないことってめちゃちゃあります。

例えば、夜行バスに乗って旅行に行ったり、めっちゃ安いホテルに行ったり、クラブに行ったりです。

「いや、いつになってもできるじゃん!」って思った人もいると思います。

ただ、ナチュラルに30代で夜行バスは体がしんどいですし、クラブ行っても若い時より楽しめません。

旅行も仕事を責任が上がってなかなか休めなくなったり、家庭を持ったりなどいけなくなってしまいます。

私も今28歳ですが、周りが家庭を持ったりして旅行に行ける友人も減ってきました。

親などもいつまでも元気でいられるわけではないので、思った時に親孝行などもした方がいいです!

このように、やりたいことを先延ばしにせずに今やるようにしましょう!

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人生で重要なのは人間関係

人生を豊かにするのは人間関係です。

人が満たされるのは人間関係が良好なときに恵まれていると感じます。

本書では、たくさんの人物が登場しますが、みな人間関係がいい人が人生の幸福度が高いです。

もちろんいい大学を出ていい会社に入って、たくさん稼いでいても幸福度が低い人もいます。

しかし、稼いでいるだけでは人生を後悔している人しかいないです。

結局、どんなに稼いでもいろんな経験を共有できる人がいないと悲しいんですよね。

よく「何をするかじゃなくて誰とするかだ!」的なこと聞きますが、本当にその通りです。

私も一時期、稼ぐことに熱心になりすぎて飲みに行かなくなりましたが、振り返ってみると楽しくありませんでした。

確かに勉強も大切ですが、友人関係を捨ててまで勉強するのは良くないと思います。

平日は勉強して土日は遊ぶみたいなメリハリをつけるようにしましょう!

幸せになるのに遅すぎるということはない

今までの人生がつまらなかったとしても人生は変えることができます!

本書でも60歳までつまらないと感じていた人もいました。

しかし、ジムで他人に話しかけたことでコミュニティが広がって人生の幸福度がめちゃ上がったみたいです!

話す人がいないことで年々孤独を感じていたにも関わらず、その行動をしただけで人生が好転しました。

ただ、ここで理解しておくことは、自分で行動した行動力があったからこそです。

人生で幸せになるために遅すぎることはないですが、それは自分次第だと思います。

結局何も行動におこさなかったら何も変化しません。

私も最初の会社からベンチャー企業に転職しなかったら今の自分はないと思います。

そこからコロナ解雇なども経験しましたが、今となってはいい思い出です。w

このように人生を変えるためには、結局自分で行動を起こすしかありません!

今回は、上記の3つの学びを紹介しましたが、他にもかなりたくさんいい人生を送るために必要なことが書いてあります。

興味を持った方はぜひ読んでみてください!

著:ロバート・ウォールディンガー, 著:マーク・シュルツ, 翻訳:児島 修
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【大学生活】暇でつまらない人は自分がつまらない人だから

これからのこの本を読もうとしている人に

今から「シンプルで合理的な人生設計」を読もうとしている人は電子版がオススメです。

というのもこの本はめちゃくちゃ分厚いです。w

だから「kindlepaperwhite」など専用の電子書籍リーダーを買うとストレスなく読むことができます。

私はいつも通勤時間に読書しているのですが、バックに入れて持ち運ぶとボロボロになってしまいます。。

そのため、これからこの本を買おうか考えている人には電子版をオススメします。

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