【AMP】ウェブサイトのアンプ化をオススメしない3つの理由

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こんな人にオススメの記事です!
  • AMPを有効にしようとしている人
  • AMPについて興味を持っている人
  • ブログなどのメディアを持っている人

ブログのAMP化を少し前までしていました。

AMPとは、Accelerated Mobile Pages(アクセラレイテッド・モバイル・ページズ)の略です。

つまり、スマートフォンなどでページを見るときに高速化をするためのシステムのことです。

ここまで聞くと「AMPって結構いいものじゃん!」って思いますよね。

しかし、実際にはAMPはデメリットの方が大きいです。

そこで今回はウェブサイトのアンプ化をオススメしない理由について紹介します。

ウェブサイトのAMP化をオススメしない3つの理由

私が実際に使ってみて、ウェブサイトのAMP化をオススメしない3つの理由は以下の通りです。

  • デザインが崩れる
  • バグが発生しやすい
  • 収益が減る

確かにページの読み込みは早くなりますが、このようなデメリットが存在すると思っています。

それぞれの詳細は以下で説明します。

デザインが崩れる

AMP化をオススメしない理由の1つ目は、デザインが崩れます。

なぜならAMPというのは、ウェブデザインを簡素にすることによってページの読み込み速度を早くするからです。

AMPというシステムで、本来表示する部分を減らすることによって画像やCSSの読み込み量を減らします。

これによってページの速度が早くなりますが、頑張って設定したウェブデザインが表示されなくなります。

AMPの設定をしているとテーマなどが反映されていないシンプルなページが表示されます。

ただ、厄介なことにAMP化されたページって検索から表示されるかAMP表示しないと見ることができません。

そのため、AMPでデザインが崩れていることに気づくことも結構難しいです。

もちろん、AMPで表示するものなどを設定することはできますが、AMPでは本来のデザインは表示できなくなります。

このように、AMPを設定するとデザインが崩れてしまいます。

バグが発生しやすい

AMP化をオススメしない2つ目は、バグが発生しやすいからです。

なぜなら、AMPは今まであったコードに追記して簡素化するコードを組み込むためです。

CSSのシートなどを読み込む妨げをしてしまったり、記載されているコードに影響を与えてしまう可能性があります。

実際に私はグーグルサーチコンソール上で確認できるエラーが7個、ワードプレス上で確認できるエラーが887個ありました。

文字サイズなどの対応できるものからプラグインなどの対応不可のものまでたくさんのエラーが発生していました。

コードを全て理解できるような人にとっては問題ないかもしれませんが、HTMLやCSSとPHPを少しかじった自分では難しかったです。

このように、AMPはグーグルがサイトに適応することを推奨していますが、バグが発生しやすいです。

収益が減る

AMP化をオススメしない3つ目の理由は、収益が減るからです。

サイトをAMP化するとAMP用の広告を貼らなければならないためです。

そのため、このことを知らずに通常の広告を掲載し続けてもうまく表示されず、収益が激減します。

他の広告もリンカーなどのプラグインを導入して設定していると、うまく表示されなくなります。

私の場合は、AMPを約半年ほど使ったところ、普段は1ヶ月あたり数千円にも関わらず、この半年間のアドセンス収益は1,000円ほどになってしまいました。

このようにサイトをAMP化すると、ページデザイン同様に広告なども崩れてしまい、収益が激減します。

AMP化を導入する場合はアドセンスなどもAMPにたいおうしたものに切り替えましょう!

AMPにするとどうなるのか

ここまででAMPのデメリットについて紹介しました。

AMP化のデメリットもなんとなく分かってきたと思います。

でも1番のデメリットであるページのデザインが崩れるのかってやってみないとわからないですよね。

そこで私のサイトをAMP化したページを実際に見ていただこうと思います。

通常のページ

AMPのページ

このようにAMPのページは装飾がなくなり、簡素な感じになってしまいます。

目次が消えているのは、プラグインがAMPによってうまく動作しなくなったことが考えられます。

AMPの怖いところはこのプラグインが動作していなくても、実際にAMPのページを見るまでわからないということです。

先ほども書きましたが、私はアドセンスのクリック率などをみていなかったために半年間AMPの影響に気づけませんでした。

上記で掲載したように、AMP化をするとデザインが簡素になります。

AMPを使いたい人にオススメのテーマ

AMPを使いたい人にオススメのテーマは以下のテーマがオススメです。

  • Stork
  • Emanon
  • SWALLOW
  • Magazine

これらのテーマはAMP化しても良いデザイン性を保つことができます。

もちろん他のテーマでもデザイン性を保つことができますが、上記のテーマは比較的簡単です。

それぞれどのようなテーマなのかは以下で説明します。

Stork

WordPressテーマ「ストーク」

幸せを運ぶWordPressテーマ

ブログマーケッターJUNICHI監修のもとOPENCAGEが開発したWordPressテーマ。これまでのテーマ開発の経験とブログマーケティングのノウハウの融合によってうまれた、ブログマーケティングのためのWordPressテーマです。
スマートフォンでの使用感にとことんこだわり、見た目のインパクトよりも「使いやすさ」「読みやすさ」にこだわりました。見た目は当然のこと、機能的にも徹底的にモバイルファーストにこだわりました。

引用:公式サイト

Emanon

WordPressテーマ「Emanon」

Web集客に特化したWordPressテーマ

このコンセプトを実現するために、私たち株式会社イノ・コードは、ブログタイプのデザインを採用し、Web集客に必要な機能と記事コンテンツの読みやすさにこだわりWordPressのテーマを開発しました。それがEmanon®(エマノン)です。

引用:公式サイト

SWALLOW

WordPressテーマ「スワロー」

いさぎよく、シンプル。洗練されたWordPressテーマ

SWALLOWはシンプルな見た目と洗練された機能美が光るWordPressテーマです。プロブロガー八木仁平監修のもと、OPENCAGEが開発したWordPressテーマ。「必要なものとは何か」を考え尽くして、無駄な機能やデザインを削ぎ落とした洗練されたWordPressテーマです。

引用:公式サイト

Magazine

WordPressテーマ 「magazine」

本格的メディアを瞬時にできるWordPressテーマ

MAGAZINEは、メディア運営のために生まれたテーマです。
集客およびサイト内に長く滞在させる仕組みが満載。
コンテンツマーケティングに強いオウンドメディアテーマです。

引用:公式サイト

まとめ

今回はウェブサイトのAMP化をオススメしない3つの理由ということについて書きました。

AMP化をオススメしない理由は以下の3つです。

  • デザインが崩れる
  • バグが発生しやすい
  • 収益が減る

これらの理由によりAMP化はオススメしません。

AMP化を行うとページの読み込み速度のためにページが簡素化するため、デザインが崩れます。

ただ、それでもAMP化したいと思っている人は以下のテーマがオススメです。

  • Stork
  • Emanon
  • SWALLOW
  • Magazine

AMP化はデザインをあまり気にしないのであれば、有効な高速化手段となり得ます。

しかし、ページデザインはユーザーに記事を読んでもらうために必要なことなので、AMP化するときはよく考えてから実装しましょう!

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