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どうも、ゼロから始めるマンです。
唐沢紫苑さんの「インプット大全」を読みました。
感想レビューと感想を書いていきます。
レビュー
あらすじ
読書・勉強、記憶、情報収集など……
限られた時間で、良質な学びを手に入れる。情報過多の現在、日本一アウトプットする精神科医は、
短い時間で何をどのように学ぶのか
多くの読者から寄せられたこの問いに対し、
読書法・学習法・記憶術・会話術・情報収集など、
脳科学に裏付けられた80のインプット術を紹介。【こんな人にオススメです】
時間がない中で効率の良い学び方を知りたい人
学んだことが記憶に定着せずに悩む人
学びを行動に移せずにいる人
アウトプットの質を上げたい人引用:amazon
感想
ネタバレを含みます。
インプット大全はとても役に立つ本だと思いました。インプットに関して幅広く扱っているため、読んで間違いはないと思います。この本を特に印象に残ったことは「AZ」です。
「AZ」とはアウトプット前提の略語です。DAIGOみたいですね。w
AZすることで、情報のインプット効率が大幅に上がるとのことです。
AZで情報の吸収率が大幅に上がる
例えば、映画を見た後に感想を書くことを決めていると、感想に書く内容を映画の中から頑張って探すため、インプット効率が上がるとのことでした。
これを読んで、確かにその通りだと思いました。学生の時、講義を聞いた後にレポートを提出するように教授に言われるとレポートに書く内容を必死に考えていたのを覚えています。
これからは、何気ないことでも体験したことを誰かに何かを伝える前提でいようと思いました。
また、もうひとつ印象に残ったのが、ひとつの事柄から学ぶのは3つだけでいいということです。
学びは3つあればいい
例えば、講義などで受ける際に、全ての内容を覚えようとするではなく、3つだけ学びとればよいとのことです。
全ての事柄を覚えようとするとインプットできるキャパシティを超えてしまい、結果的に内容が残らないようです。
これは、「すごくいいこと言っているなぁ」と思いました。
というのも、TEDなどでプレゼンテーションを見てもほとんどの場合が3段落構成で、ひとつの段落を説明する要素が3つだと感じていました。
それを真似して、私もプレゼンテーションを行う際は、3段落くらいに分けてその段落を説明する要素を3つにして説明をするようにしてします。
そのため、普通に考えれば、基本的に伝えたいことは3つだとわかるはずなのに、私はインプットする際にはそれらをあまり意識していませんでした。
そのため、今後は映画をみるときや読書するときなどインプットする場面でも3つの気づきを意識していきたいと思います。
ここまで、学びについて書いてきましたが、最後にこの本にひとつ不満があります。
それは、本の中に筆者のサービス勧誘がくどいです。
筆者のサービス勧誘がくどい
インプットの良い方法に合わせてセミナーやメルマガ配信など勧誘があります。
本の内容は納得する部分が多いですが、勧誘がとても多くて少し萎えます。
筆者の本なので、自分自身を売り込むことは間違っていないと思いますが、回数が多すぎます。
正直、インプットの方法の延長に自分がいるのか、自分を売り込むためにインプットの方法を書いているのかわかりません。
そのため、情報弱者からお金を巻き上げようとする悪徳セミナーのように感じました。
実際はそんなことないと思いますが、何度も自分を売り込むためうさんくさいです。
まあ、そのサービス勧誘がくどいことを除けば、役に立つことがたくさん書いてあるので、読んでみて損はないと思います。