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現状分析するために必要なことについて書きます。
問題解決するためには適切な現状分析をする必要があります。
本質的問題を発見できなければ、問題を解決出来ません。
その問題を発見するためにも正確な現状分析は必須事項です。
今回はその現状分析をするために必要なことについて書いていきます。
現状分析をするために必要なこと
現状分析をするために必要なことは以下の二つです。
- 数値
- 現場の声
この二つの要素を正確に把握すれば、本質的な問題を発見することが出来ます。
コンサルタントの人たちも基本的にはこれらで問題を発見しています。
この基本を知らずに問題解決を行おうとすると、間違っている解決策を実施してしまう可能性があります。
現状分析をするために必要な二つのことの詳細は以下で説明します。
数値
現状分析をする要素の一つが「数値」です。
現状を把握するためには様々な要素を数値で判断する必要があります。
現状把握する際にやってはいけないのは体感で物事を把握することです。
例えば、人の出入りが少ないからといって売上が落ちていると決め付けたりすることは間違っていますよね。
当たり前のことですが、意外と出来ていない人が多いです。
このように現状を分析するために「数値」は大切です。
現場の声
現状分析をするための要素のもう一つが「現場の声」です。
現場の声は実際に行なっている人たちや周りの影響を受ける人たちの声です。
具体的にはアンケートなどのことです。
現状分析をするためには、実際に携わっている人に聞くことで問題点はわかりやすくなります。
そのため、「現場の声」は大切です。
情報を収集したらグラフ化する
「数値」と「現場の声」を収集したらグラフ化します。
グラフ化とは。レダーチャートや散布図、折れ線グラフなど一目でわかりやすくします。
グラフ化にすることで問題点がわかりやすくなる他にも、現状を他人に伝えやすくなります。
もちろん、グラフ化には現状分析をした結果から本質的問題の検討をつけなければなりません。
本質的問題の検討をつける
「数値」と「現場の声」を掛け合わせて本質的問題の検討をつけなければ、グラフ化することが出来ません。
というのも、グラフ化は問題点を把握しやすくするためと他人に伝えやすくするために行うものです。
そのため、二つの情報から本質的問題を導き出せなければ、グラフ化することは出来ません。
ただし、グラフ化するときの注意点として、自分自身で事前に想定していた回答への裏付けとして使用してはいけません。
自分自身に都合の良いように解釈してはいけない
グラフ化する際に収集した「数値」と「現場の声」を自分自身に都合の良いように解釈してはいけません。
二つの要素を客観的にみて二つを掛け合わせて回答を探さなくてはなりません。
客観的に物事を見る
どういうことかというと、店の売り上げが落ちた場合に、商品のマンネリ化が原因だと考えているとします。
その場合に、商品の販売数が低下ということを調査して、その情報だけで売り上げが落ちた原因は商品にあると考えることなどです。
実際は、商品の購買率に変化はなく、客の出入りが減ったことにより売り上げが減っていることが原因だったりします。
このように、自分自身が考えている回答の裏付けの証拠として使用しようとすると本質的問題を特定することが出来なくなってしまいます。
また、グラフ化した際に、本質的問題を理解することがより難しくなってしまいます。
そのため、いくつかの情報を掛け合わせてそれらを客観的に見ることが大切です。
まとめ
問題解決するために必要なことについて書きました。
問題解決に必要なことは以下の二つです。
- 数値
- 現場の声
これはコンサルタントの人たちも必ず使用します。
当たり前のよう思うかもしれませんが、意外と出来ていない人が多いです。
特にグラフ化がうまく出来なかったり、収集した情報を自分自身に都合の良いように解釈したりしてしまう人が多いように感じます。
特に年配の方だと、本質的な問題の検討を長年の勘で付けてしまう人が多いように社会人位なってから感じました。
本質的な問題を把握するためにも、「数値」と「現場の声」を客観的に見ることが大切です。