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どうも、ゼロから始めるマンです。
ファッションが好きでファッション業界の動向を逐一チェックしています。
3月はコロナウイルスの影響により、ファッション業界の売り上げが激減しています。
参考
ユニクロ親会社が20年8月期営業利益を1000億円下方修正 「戦後最大の人類の危機に前向きに打ち勝つ」WWD
そこで今回はファッション業界の現状とファッション業界のこれからについて考察していきます。
ファッション業界の売り上げが激減
コロナウイルスの影響によってファッションの企業が大打撃を受けています。
主要な企業の売り上げの減少は以下の通りです。
H & M ・・・46%減
ハニーズ・・・28.8%減少
ユニクロ・・・27.8%減
しまむら・・・12.1%減
上記を見てわかるように大手ファッション企業はかなり売り上げが減少していますよね。
外出自粛を要請されて、私服で外に出る人が減ったので需要が減りました。
それにより、大きく売り上げが減少したと推測されます。
そして、売り上げ減少に伴い「ユニクロ」や「GU」で有名なファーストリテイリングは1,000億円もの下方修正を行います。
このように、ファッション業界はコロナウイルスの影響により、大打撃を受けています。
ただ、これはファッション業界において大きな転換期になるかもしれません。
コロナ不況は大きな転換期になるかもしれない
ファーストリテイリングの柳井会長は以下のようなコメントを出しています。
新型コロナ感染拡大は、地球環境の危機や各国の政治問題、通貨の膨張、投機の過熱などさまざまな本質的問題をはらんでいる。新型コロナは(それらの問題が噴出する)“引き金”になったに過ぎない。これは人類に対する警告
柳生会長はコロナが引き金になっただけで、今回の不況には様々な要因があると考えています。
そして、地球温暖化の問題などそれを正すいい機械だと考えているようです。
以前、ファッション業界では、服を生産する工場の劣悪な労働環境が問題になったこともあります。
恐らく当時のような事件が再び起こらないように各企業に呼びかけているのだと思います。
このようにファーストリテイリングの1,000億円の下方修正には古い仕組みを大胆に変える前向きな機会するという意味もあります。
アパレル業界を席巻するファーストリテイリングが動くことで、大きな変化をもたらすかもしれません。
アパレル業界は生き残れるのか?
結論から言うと、アパレル業界はデジタル化することで生き残ることができます。
実店舗の売り上げは落ちていますが、EC事業つまり、オンライショッピング需要は高まっています。
以下の記事を見てください。
参考
ユナイテッドアローズが新型コロナ直撃で3月の店頭売上激減、EC化率は3割超えFASHIONSNAP.COM
セレクトショップで有名なユナイテッドアローズは実店舗の売り上げは落ちていますが、ECは3割越えです。
確かに、どのブランドも全体の売り上げは落ちていると思いますが、EC事業に関しては売り上げが上がっていると思います。
EC事業の売り上げは上がっている
緊急事態宣言後に利用者が増えた店・減った店について調査を行ったところ、ECは利用者が増えています。
参考
緊急事態宣言後に利用者が増えた店・減った店、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ECなど6業種調査MONEYZINE
緊急事態宣言後に平時に比べて15%増となっています。
他にも家で受け取りが可能なオンラインショッピングショッピングを選択する人が増えている傾向がデータからも明らかになりました。
家にいることで、ECサイトを眺める時間が多くなり、インターネットショッピング利用者が増えたのだと思います。
そのため、ファッション業界もデジタル化をすることである程度の売り上げは確保することができるため、生き残ることができます。
ここまででファッション業界の現状について書いたので、次はファッション業界の今後について書いていきます。
今後のファッション業界について
私が考える今後のファッション業界は以下の2つ大きな変化があると思います。
- サステイナブルがトレンドになる
- テック化が加速する
詳細はそれぞれ以下で説明していきます。
サステイナブルがトレンドになる
まず最初に、サステイナブルがトレンドになると思います。
理由は、コロナウイルスの影響により、生産ラインの見直しなど環境配慮が気にされると思うからです。
そもそも、サステイナブルつまり、環境配慮製品は最近のファッショントレンドでしたよね。
フリークスストアでは環境配慮製品をメインで扱う「First Hands」という新ラインをオープンさせています。
そして、ファーストリテイリングの柳井会長がファッション業界の本質的問題解決に向けた取り組みとして動くと考えています。
アパレル商品の在庫の廃棄などは大きな問題なので、その部分をメインで解決しにくると思います。
そのため、サステイナブルが強いトレンドになると考えています。
テック化が加速する
次にテック化が加速するということです。
理由は、コロナウイルスの影響によりテック化が加速するからです。
もうECサイトなしの店舗販売だけではやっていけないのは明らかですよね。
今、EC事業をやっていない企業は大急ぎで取り掛かっている最中だと思います。
時代に取り残されてしまっていた企業も売り上げを上げるために、テック化が求められています。
そして、店舗では海外のD2C企業のように体験型店舗がメインになると思います。
店舗で商品を体験して、商品の購入はネットでという海外方式が日本にもやってくるでしょう。
このように今後は、テック化が加速すると考えています。
まとめ
今回は、コロナ不況でファッション業界の売り上げが激減したことについて書きました。
大手ファッション企業では以下のように売り上げが減少しています。
H & M ・・・46%減
ハニーズ・・・28.8%減少
ユニクロ・・・27.8%減
しまむら・・・12.1%減
ただ、ECサイトの売り上げは伸びています。
外出自粛要請により、家にいることが増えてオンライン需要が高まったためです。
これらの影響により、ファッション業界は大きな転換期になるかもしれません。
今後のファッション業界は以下のことが起きると考えています。
- サステイナブルがトレンドになる
- テック化が加速する
これからのファッション業界に注目です。