【幸せになりたいけどね】「メランコリック」感想

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  • 映画やドラマが好きな人
  • 「メランコリック」を観た人
  • 幸せになりたい人

最近「メランコニック」という映画をみました。

fire stick TVのトップ画面でオススメに表示されていて、あらすじが面白そうだったからです。

そこで今回は「メランコリック」のレビューと感想を書いていきます。

レビュー

この映画の評価
総合評価
 (4)

メランコリックを見る

概要

深夜に殺人が行われる銭湯を舞台に、ひょんなことから人生が大きく動き出してしまう人々の人間模様を、サプライズ満載の変幻自在なストーリー展開で描いたサスペンスコメディ。名門大学を卒業後、アルバイトを転々とし、うだつの上がらない生活を送っていた和彦。ある日、偶然訪れた銭湯で高校時代の同級生・百合と再会した彼は、そこで一緒に働かせてもらうことに。やがて和彦は、その銭湯が閉店後の深夜に浴場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。さらに、同僚の松本が殺し屋であることが明らかになり……。新人監督・田中征爾の長編デビュー作で、第31回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門で監督賞を受賞(武正晴監督の「銃」と同時受賞)。和彦役の皆川暢二、松本役の磯崎義知、田中監督による映画製作ユニット「One Goose」の映画製作第1弾作品。

映画.com

キャスト

役名名前
鍋岡和彦皆川暢二
松本晃磯崎義知
副島百合吉田芽吹
田中矢田政伸

感想

注意

ネタバレを含みます。

全然期待してなかったのですが、結構面白かったです。

観賞後は清々しい気分になりました。

これぞ「結果良ければ全てよし!」って感じでした。笑

結果良ければ全てよし!

本当に青春映画をみたような爽快感がありました。

というのも主人公たちの結末が円満って感じ心地が良かったからです。

だって状況的にはヤクザと銭湯のオーナーを殺してかなりやばいですよね。w

でもそんなやばさを感じさせない円満エンドで観賞後が心地良かったです。

そして、最後の「人生に何度か訪れる幸せのために人生を生きていることは、十分だ」というメッセージも良かったです。

社会人になっているからかこの言葉はとても響きました。

毎日ほぼ繰り返しの中にあるたまにいいことがあるだけで十分っていうのが身に染みました。

また、ヤクザという非日常の話ですが、結構私たちの生活を風刺しているように思いました。

ヤクザの非日常に日常を描く

人を殺して綺麗に始末するという仕事自体は非日常ですが、仕事で悩んだりするところは普通と変わりません。

仕事を自分に任せてもらえないことで彼女と悩んだり仕事をしている人と全く同じなんですよね。

特に印象的だった部分がヤクザである田中を殺しに行った時に銭湯のオーナーが裏切ったシーンです。

「変化が怖い」という理由で若者の考えを田中に漏らして計画を失敗に終わらせるところです。

ここが正に現代社会の縮図だと感じました。

新しいことを理解できない年配の人たちが若い人の考えを意味なく否定するって今時ありすぎますよね。

ここみて共感しかしなかったです。

他にもいいメッセージ性があったと思っています。

それは「見栄を張らない」ということです。

見栄を張らない

和彦と百合の恋愛で最初はどちらも見栄を張って自分をいいようにみせますよね。

でも最後は自分のダサい部分を全て打ち明けます。

他にも最初に嫌味っぽく出てくる高校の同級生に最後は頭下げてオーナーになってもらいますよね。

結局、見栄を張らないというのも結構メッセージだと思うんですよね。

東大を出ながらアルバイトしかしたことがない主人公というのもそれを伝えたい部分だと思います。

私たちは初対面の人に会う時はやっぱり多少なりとも自分をよく見せたくなりますよね。

でも、見栄を張らないことが人生をよりスムーズに進めるキーワードだと思います。

この映画は演出や映像はまだまだ改善の余地があると思いますが、メッセージ性はとても強かったです。

そしてなんと言っても最初に言った通り、終わり方がとてもいいです!

清々しい気分になるため、もし良かったらみてみてください

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