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- 「IDENTITY DRIVEN アイデンティティドリブン事業創造」を読んだ人
- マーケターやマーケティングの知識を増やしたい人
- 新規事業の立ち上げに携わっている人
最近ではデータドリブンなどの「ドリブン」と言う言葉をよく耳にする機会が増えましたよね。
ちなみにドリブンとは、基づいてみたいな感じでビジネス業界では使われています。
データドリブンなどは他の書籍などでも登場していますが、アイデンティティドリブンという言葉を初めて聞いたので買ってみました。

そこで今回は、平山将さんの「IDENTITTY DRIVEN アイデンティティドリブン事業創造」のレビューを書いていきます。
レビュー

概要
「アイデンティティ」の時代、自社ならではの強みで生活者の自分らしさを実現する、
チェンジリーダーのための事業創造・LTV経営の指南書
・企業と顧客とのアイデンティティの「感応」による事業創造
・LTV経営を実現するデジタル×新規事業創造の新理論本書ではアイデンティティを軸にさまざまな企業事例を分類・解説し、これから日本企業が世界で勝ち残っていくための「アイデンティティドリブン(共鳴型)」事業創造モデルを提案。価値観・ライフスタイルに内包される顧客のアイデンティティと、提供価値や顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)に表出する企業のアイデンティティが相互に影響しあうデジタル時代の事業創造のあり方を解説します。
顧客の価値観・ライフスタイルの理解においては、その変化を的確に捉え、顧客との共鳴体験を生み出すためにRidgelinez独自の「Human&Values フレームワーク」を起点にした価値観の分析・洞察の方法と、持続性の高い関係性を生み出す手法を紹介。加えて、著者らが手がけてきた300以上の新規事業開発の事例とノウハウのエッセンスを詰め込んだ、デジタルの時代に求められる事業開発フレームワーク「Identity Driven Approach」を提示しながら、選ばれ続ける差別化された事業創造とLTV経営の実現に向けた実践的なアプローチ方法を解説します。
引用:Amazon
感想
タイトルに惹かれて購入しましたが、正直微妙でした。。。
内容はマーケティングに基礎的な内容ばかりで学びになるようなことは書いていなかったです。
マーケティングなどについて基礎的なことを知りたい人にはいいかもしれません。
ただ、内容も横文字が多いので、マーケティング初心者の人は何言っているかわからないと思います。
初心者には理解しにくく、上級者には簡単すぎるというどっちつかずって感じの書籍です。
そのため、これから本書を買おうと思っている人にはあまりおすすめしません。
ここまで批判的なことばかり書いてしまったので、内容についても触れておこうと思います。
アイデンティティドリブンとは?
タイトルにもなっているアイデンティティドリブンは簡単にいうと、顧客ファーストってことです。
顧客に企業のパーパスに共感してもらって、選んでもらえるようにするか的なことが書かれています。
で、そのためには顧客像(ペルソナ)をより具体的にしてその人たちに向けて商品を作っていくって感じです。
その具体的な手段として、組織を横断して連携できるKPI作りや企業間の連携が必要になっていきます。
簡単に言うと、これからは企業が売りたいものを押し付けるプロダクトファースト的な考え方では生き残れませんよってことです。
ただ、これって有名なマーケターのコトラーさんの書籍でも結構前から言っています。
「アイデンティティドリブン」と目新しいようなキャッチコピーでさも新しい考え方みたいにしていますが、マーケターにとっては当たり前のことです。
このように結構残念な書籍です。
正直、この本を買うならコトラーのマーケティング4.0か5.0を買うことをおすすめします!
興味がある方は読んでみてください!

これからのこの本を読もうとしている人に

結構批評しましたが、今から「DENTITY DRIVEN アイデンティティドリブン事業創造」を読もうとしている人は電子版がオススメです。
というのもこの本はめちゃくちゃ分厚いです。w
だから「kindlepaperwhite」など専用の電子書籍リーダーを買うとストレスなく読むことができます。
私はいつも通勤時間に読書しているのですが、バックに入れて持ち運ぶとボロボロになってしまいます。。
そのため、これからこの本を買おうか考えている人には電子版をオススメします。

