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- 「梨泰院クラス」を観た人
- 「梨泰院クラス」をみようと思っている人
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最近はネットフリックスのランキングで韓流作品が上位を占めていますよね。
それに影響されて話題の作品「梨泰院(イテウォン)クラス」を観ました。
(最初は読み方が分からなくて、リトウインクラスって呼んでましたw)
面白かったです。観たらなんで人気なのかわかったような気がします。
そこで今回は「梨泰院クラス」がなぜ流行ったのか考察していこうと思います。
「梨泰院クラス」はなぜ流行ったのか?

「梨泰院クラス」が流行った理由は以下の3つがあると思います。
- 単純明快なストーリー
- 最後までわからない恋愛模様
- 登場人物のバックグラウンドが濃い
もちろん他にも流行った理由があると思いますが、この3つが大きいでしょう。
詳細はそれぞれ以下で紹介します。
単純明快なストーリー
まずはストーリーが単純明快なストーリーということです。
飲食店をゼロから初めて大企業を倒す目的がはっきりしていますよね。
主人公の仲間たちが泥臭く成り上がっていく過程もとても丁寧に描かれています。
そして、自分たちが「善」で大企業が「悪」という立場もしっかりしています。
これは日本でヒットしている「半沢直樹」と同じような構図です。
「半沢直樹」でも「梨泰院クラス」同様、主人公が上司などの不正を暴いていきますよね。
このようにストーリーが単純明快で立場がはっきりしているという王道展開がよかった思います。
最後までわからない恋愛模様
次に、最後までわからない恋愛模様です。
恋愛はあくまでサブストーリーですが、最後まで恋の行方が分かりません。
日本の映画やドラマだとメインヒロインとサブヒロインが決まっていて、どちらとくっつかある程度分かりますよね。
ただ、「梨泰院クラス」でクライマックスまでどうなるか分からないため、
登場人物のスアとイソという2人のヒロインどちらかを応援したくなります。
このドキドキさせる最後まで分からない恋愛模様がヒットの要因であることは間違いないと思います。
これから見るひとは、恋愛模様にも注目して観るとより一層楽しめると思います。
登場人物のバックグラウンドが濃い
最後は登場人物のバックグラウンドが濃いということです。
登場人物の全員が過去までしっかりと描写されていて皆キャラが立っています。
前科者やトランスジェンダー、天才、経営者、御曹司など肩書きをみても様々です。
何より悪役が小物じゃないというのがよかったと思います。
このバックグラウンドが濃いという点をみると、日本で大ヒットした「鬼滅の刃」も同様です。
「鬼滅の刃」でも敵である鬼がやられる時に、人間だった時の回想シーンを入れています。
これにより、バックグラウンドを濃くして生き様に説得力を持たせます。
また、ボクシング漫画で有名な「はじめの一歩」も同様の手法を用いています。
このように全員にバックグラウンドを持たせることで、登場人物にモブキャラがいません。
これもヒットの要因だと思います。
「梨泰院クラス」の残念だった点

全体的にある程度満足しているのですが、個人的に残念だった点が2つあります。
- 恋愛の結末
- クライマックス
この2点だけは私的にはいまいちでした。
恋愛の結末
ヒットの要因として「最後まで分からない恋愛模様」を挙げていますが、その結論については不満です。w
信念を貫く主人公が最後の最後で、イソを選んでしまったことがイマイチでした。
主人公はこれって決めたら達成まで諦めないのに、恋愛だけは変わってしまったからです。
スアは最後の最後まで主人公のお父さんとの約束を守り続けているにも関わらずです。
私がスア推しだったというのもありますが、15年間ずっと想い続けていたスアの恋愛が実らないのは残念すぎます。
そして、最後にスアが一目惚れするような描写がありますが、15年間想い続けてきたスアが一目惚れというのも微妙でした。
そのため、恋愛の結末については残念でした。
クライマックス
ドラマの結末であるクライマックスも残念でした。
業界トップの長家を買収するクライマックスが雑だったからです。
途中までは着実にジワジワと長家を追い詰めていました。
しかし、クライマックスはチャングン・ウォンの暴走で全てを収束させました。
イソを誘拐した時もマフィアたちが拳銃を持っていないのは謎すぎました。
やっぱりこのような話を収束させるための、ご都合展開でイマイチでした。
そのせいもあり、今まで頭がいいラスボスであるチャン・デヒが小物になってしまいました。
このように、ご都合展開で終わってしまったことが残念でした。
まとめ
今回は、「梨泰院クラス」がなぜ流行ったのかについて考察しました。
梨泰院クラスがヒットした理由は以下の3つがあると思います。
- 単純明快なストーリー
- 最後までわからない恋愛模様
- 登場人物のバックグラウンドが濃い
この3つがヒットの要因だと考えています。
ただ、個人的に2つ残念なこともありました。
残念な点は以下の2点です。
- 恋愛の結末
- クライマックス
あくまで主観ですが、ここについては微妙だと思います。
とはいえ、全体を通して楽しめる作品なので、まだ観ていない人は是非観てみてください!