オリバー・バークマンさんの「限りある時間の使い方」を読んでみた感想!

当サイトは広告により収益を得ています。

こんな人にオススメの記事です!
  • オリバー・バークマンさんの「限りある時間の使い方」を読んだ人
  • 時間をより効率的に使いたい人人
  • 本が好きな人

毎日仕事や学業などに追われて自分の時間を有効活用できていないと思っている人も多いのではないでしょうか。

せっかくの休みの日にも寝て一日を終わってしまって喪失感を感じる人もいるはずです。

私は土日に読書やブログ、動画編集などやろうと思っていることを全くせずに一日を終えて無駄にしたと感じる日も多いです。

そんなときに、目にしたのがオリバー・バークマンさんの「限りある時間の使い方 人生は「4000週間」あなたはどう使うか?」です。

そこで今回は、オリバー・バークマンさんが書いた「限りある時間の使い方 人生は「4000週間」あなたはどう使うか?」の感想を書いていきたいと思います。

レビュー

著:オリバー・バークマン, 翻訳:高橋璃子
¥1,683(2024/09/27 17:15時点 | Amazon調べ)
この本の評価
総合評価
 (4.5)
読みやすさ
 (4.5)
内容
 (5)

概要


アダム・グラント、ダニエル・ピンク、
カル・ニューポート他、NYタイムズ、WSJ絶賛の
全米ベストセラー!

「効率的に荷物を詰める方法を
人生の時間の使い方に当てはめるのは間違いです」
ひろゆき氏絶賛!

人生はたった4000週間、
限られた時間をどう過ごすか! ?

人の平均寿命は短い。
ものすごく、バカみたいに短い。
80歳まで生きるとして、
あなたの人生は、たった4000週間だ。

「時間が足りない」なんて、
何を今さらと思うかもしれない。
いっぱいになった受信トレイに、
長すぎるやることリスト。
ワークライフバランスに、
SNSの際限ない誘惑。

もちろん世の中には、生産的になるための
「ライフハック」があふれている。
けれど、ライフハックを駆使したところで、
たいてい状況は悪くなるだけだ。

焦りはさらに増していき、
人生の大事な部分には、
いつまでたってもたどり着けない。
さらに、日々の時間管理に追われていると、
本当に大事な問いが見えなくなる。

それは、自分の限られた4000週間を、
いかに過ごすかという問いだ。

本書は古今の哲学、心理学、
スピリチュアル思想を駆使し、
ウィットに富んだ語り口で、
時間と時間管理を実践的に、
そして深く問い直す。

「すべてのことを終わらせる」
という強迫観念を捨て、
自分の有限性を受け入れたうえで、
そこから有意義な人生を築く方法を紹介する。

本書を読めば時間に対する見方が変わり、
さらには生き方が変わるだろう。

引用:Amazon

感想

私たちの生活は豊かになってより時間を使えるようになっているはずなのに、使える時間はむしろなくなっているそんな私たちに警笛を鳴らしてくれる一冊です。

毎日成長を意識している私のような人は読んだ方がいい一冊です!

最初この本は、より生産性を上げるためにどんな過ごし方をすればいいのかなどを教えてくれる本だと思っていました。

ただ、いい意味で裏切られて、将来のために今を生きるのではなく、今この瞬間を噛み締めて生きようと思わされました。

内容を簡単に説明すると、人生がたったの4000週間しかない中で将来のためだけでなく、今を楽しもうという内容です。

人生は「いい学校に入るために」「いい会社に入るために」「優雅な老後を送るために」など常に将来のことばかりを考えて行動してしまいがちですよね。

そのために、休日に何か一つでも新しいこと学んだり、友人と会うなど何かしていないと一日を無駄にした気分になってしまいます。

でも、「それでもいいのではないか。」というメッセージを私たちに伝えてくれます。

私も毎日、昨日の自分より何か一つでも成長して一日を終えようと思っていたので、本書にはかなりの衝撃を受けました。

「無」を楽しむという子供だったときにはできていたことが今ではできなくなっている人におすすめの一冊です。

効率が上がってもやることは終わらない

仕事の効率が上がれば、仕事が早く終わって自分の好きなことができると考えている人って多いですよね。

でも現実は効率が上がったらまた新しい仕事や、やることが生まれてしまいます。

私たちはPCなどが使えない時代と比べたら生産性が上がったはずなのに、仕事の時間は毎日8時間以上と変わっていません。

多分皆さんも仕事をやっていて業務を効率化しても新しい業務が増えて結局業務量が増えているみたいな経験があるはずです。

結局、先のことを考えていると「今」に集中することができず、自分自身で何かを探してしまうということです。

そのため、結局何をやってもやることは終わらないので、生産性にとらわれないという考え方を持つことが大事だと気付かされました。

今まで、私はスキルを上げるために友人との飲み会や家族と過ごす時間というのを蔑ろにしてしまったことに気づきました。

特に友人もいつまでも飲みに行けるわけではなく、結婚や転勤などで意外と集まれなくなってしまうことにアラサーになってみに沁みました。

そのため、友人に誘われたら行けるなら行くようにするなど友人関係を大切にしようと決めました。

何もしない時間を恐れない

そして、何もしない時間を恐れないでいいということも重要だと気付かされました。

冒頭でも記載したように、将来のためにということで学校や会社がない時も勉強したりしてしまいますが、それをやめることも大切です。

そうしないと今を生きることができず、結局生産性の奴隷になってしまうことになります。

だから私は週に一日は何もしない日を作るといった意識的に生産性のない日を作ろうと思います。

皆さんもたまには生産性を無視したやってみたかったことなどをやってみるといいと思います。

一緒に少しずつ今この瞬間を楽しめるようになりましょう!

ただ、生産性を捨てるだけでは人生は終わる

「今」を生きるということは、生産性に取り憑かれたような毎日勉強している人に向けて書かれていることを理解しておくことが大事です。

本書は生産性の奴隷になってしまった、昨日の自分より今日の自分が少しでも成長しないと不安になる人たちがたどり着いたから意味がある本だと思います。

もし、特に生産性にとらわれたことがない人が「何もしなくてもいいのか!」と思っていたらそれは危ないです。

生産性にとらわれているから成長し、泥沼にハマっているのであってもし生産性の沼にハマっていないのであればそれはただの怠惰だと思います。

結局のところ何かに夢中になって取り組んだり、少しでも仕事が効率的になるようにスキルを身につけた経験があるから「何もしない」という選択肢の重要性が生まれます。

今までずっと生産性に囚われたからこそ、さまざまなスキルが身についているはずです。

そのため、生産性を極める日ばかりでなく何もしない日をつくって友人や家族との時間にも焦点を当てることが重要と再認識させられるんです。

本の要約などで何もしないことが重要というところに焦点を当ててしまうと人生が終わる可能性もあるので気をつけてください。

ただ、生産性に取り憑かれてしまったことがある人なら新しい気づきがあると思うので、ぜひみなさんも読んでみてください!

著:オリバー・バークマン, 翻訳:高橋璃子
¥1,683(2024/09/27 17:22時点 | Amazon調べ)

これからのこの本を読もうとしている人に

今から「限りある時間の使い方」を読もうとしている人は電子版がオススメです。

「kindlepaperwhite」など専用の電子書籍リーダーを買うとストレスなく読むことができます。

私はいつも通勤時間に読書しているのですが、バックに入れて持ち運ぶとボロボロになってしまいます。。

しかし、「kindlepaperwhite」なら本もボロボロにならず、持ち歩きが楽です!

そのため、これからこの本を買おうか考えている人には電子版をオススメします。

【生産性爆上げ】一人暮らしでお金をかけた方がいいものまとめ